『たいけんしたいな 本の森』
〜4月23日から「こども読書週間」〜

 2010・第52回こども読書週間が、4月23日(金)からはじまります。 期間は、5月12日(水)まで。
 今年の標語は『たいけんしたいな 本の森』に決定。 本屋の入口で目を輝かせ、たくさんの本の森の中から選ぶ本選びに、ドキドキ・ワクワクして たまらない少年の気持ちが表れています。

 「こども読書週間」は、昭和34年(1959年)にはじまり、 初めは、5月1日〜14日(こどもの日を含む2週間)でしたが、 平成12年(2000年)の「子ども読書年」を機に、現在の4月23日〜5月12日の 約3週間に期間を延長しました。
 また、「子ども読書活動推進法」により 4月23日が「子ども読書の日」となったこともあり、「こどもの読書週間」は 毎年、全国各地で大きな盛り上がりを見せています。

 当協会では、昭和46年から 北海道学校図書館協会、北海道読書運動推進協議会の協力のもとに、 毎年、「北海道青少年のための200冊」を選定推奨し、道内の学校、子ども文庫・地域文庫、 さらには家庭の皆さんに大いに活用してもらっています。
 今年も、10年度版「北海道青少年のための200冊」 を選定し、6月中に関係者などにリストを配布する予定です。
 また、啓発用ポスターも作成し、読書推進運動に努めています。

 近年、電子メディアの発達により、世界の情報伝達の流れは大きく変わろうとしています。 しかし、その使い手が人間であるかぎり、人間性を育て、 かたちづくるのに「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。
 小さい時から書物に親しみ、読書の喜びや楽しみを知り、物ごとを正しく判断する力をつけておくことが、 子どもたちにはとても大切であり、読書を勧めるだけでなく、 大人にとってもこどもの読書の大切さを考える、それが「こどもの読書週間」なのです。

 本を読む子どもたちのたくさんの笑顔に出会えますように・・・

  
(関連サイト)
北海道学校図書館協会 (http://www.hokkaido-sla.jp/)
北海道立図書館 (http://www.library.pref.hokkaido.jp/)
国際子ども図書館 (http://www.kodomo.go.jp/index.jsp)