『小さな本の大きなせかい』

-「こどもの読書週間」4月23日~5月12日 -


  2017・第59回こどもの読書週間が、4月23日から 5月12日までの20日間となっています。
  今年の標語は 『小さな本の大きなせかい』 です。
  子どもが持てる小さな本に広がる、おおきな世界を感じていろいろな世界を体験し、 心が大きな人間になるよう、という願いが込められています。

  「こどもの読書週間」は、子どもたちにもっと本を読む場所をとの願いから、 1959年(昭和34年)に誕生しました。
  もともとは、5月5日の「こどもの日」を中心とした2週間(5月1日~14日)でしたが、 子どもの読書への関心の高まりを受けて、「子ども読書年」である2000年より 現在の4月23日(世界本の日・子ども読書の日)~5月12日に期間を延長しました。 開始当時より、図書館・書店・学校を中心に、子どもたちに本を手渡すさまざまな行事が行われてきました。

  当協会では、昭和46年から北海道学校図書館協会、北海道読書運動推進協議会の協力のもとに、 毎年、「北海道青少年のための200冊」を選定推奨し、道内の学校、図書館、子ども文庫・地域文庫、 さらには家庭の皆さんに大いに活用してもらっています。
  今年も、今月12日に開催された選定委員会において、 平成29年度版「北海道青少年のための200冊」を選定(52冊入替)し、 6月中に道内の小・中・高等学校や関係機関などにリストを配布する予定です。
  また、啓発用ポスターも作成し、読書推進運動に努めています。

  幼少のときから書物に親しみ、読書の喜びや楽しみを知り、 ものごとを正しく判断する力をつけておくことが、子どもたちにとってとても大切なことです。
  子どもに読書を勧めるだけでなく、大人にとっても子どもの読書の大切さを考える、 それが「こどもの読書週間」なのです。
  
(関連サイト)
北海道立図書館 (http://www.library.pref.hokkaido.jp/)
国際子ども図書館 (http://www.kodomo.go.jp/index.jsp)