「家庭の日とは」

 「家庭の日」運動は、1955年(昭和30年)に鹿児島県の鶴田町で 生まれました。

 「家同士のつながりは強い反面、家の中の家族の絆が薄れつつあるのでは ないか、これになんとか歯止めをかける方法はないか」という問題と、 加えて、農業を主な産業としたこの町では、ゆっくり休むことすら出来ない 農業従事者の多いことに気付かされ、「農休日を設けては」という提案が 起こり、この「家庭の日を大切にしたい」という思いと「農休日を 設けては」という思いが重なり、「家庭の日」という、日本で初めての試みが 産声をあげ、町をあげての運動へと盛り上がったのが始まりです。

 その後、昭和41年5月の青少年育成国民会議の発足と同時に、この運動を 国民運動として、全国へと急速に広がっていきました。