「道民家庭の日」の推進を大きな施策に
〜 苫小牧市 〜




昨年の一コマ  苫小牧市では「苫小牧青少年健全育成計画」において「道民家庭の日」の推進を大きな施策の一つとして位置付けて推進しています。

 この計画の中で「毎月の第3日曜日『道民家庭の日』は、基本的生活習慣や規範意識を省み、心のふれあう明るい家庭づくりの日と定め、その普及啓発に努める」と明記し、早速、昨年7月の「苫小牧市子どもを守り、心を育てる強調月間」に「道民家庭の日」の普及促進のねらいとした記事を掲載した啓発資料『育てよう青少年を健やかに』を作成し全戸配付しました。

 また、2月25日には、同市の文化交流センターにおいて苫小牧市子ども会育成連絡協議会と当協会との共催により保護司会、有害環境排除モニター、児童館・児童センター、市教育委員会青少年課の関係者が出席し「道民家庭の日」家族ふれあいキャンペーン地区懇談会を開催しました。

 参加者からは「父親の存在感が薄い」、「勉強優先でしつけが行き届いていない」、「家庭でのコンビニ弁当への過度な依存」、「非行は家庭の対話の不足が要因」、「家族そろっての活動が大切」、「道民家庭の日の意義を一枚の紙で分かるものを・・」など、活発な意見が交わされました。




 苫小牧市青少年健全育成計画について

○策定に至る経過

 苫小牧市は平成14年6月から市民の代表12人からなる「苫小牧市青少年健全育成計画策定委員会」(会長門脇 清・苫小牧市町内会連合会会長)を設置し、青少年の生活実態・意識調査などを交えながら、策定作業を進めていましたが、「青少年健全育成は、社会全体の責務であり、家庭、学校、地域や行政が開かれた施策の構築を図って行くことが大切である」とし、平成15年2月に市長に答申。
 この答申を受け、平成15年3月、市長が「苫小牧青少年健全育成計画」として決定したものです。

○計画期間は平成15年度から10年間