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家庭は、家族の安らぎの場であると同時に、明日への意欲を再生産する場であり、家族みんなで「話し合い、お互い理解し合う」、「団らんで相互にぬくもりを分かち合う」、「自然体験や健康づくりに努める」など、親子の心のふれあいの場を増やしていくことが極めて大切であることから、平成12年7月に開催した「青少年の非行防止道民総ぐるみ大会」において、道、道教委、道警等と一体となり「明るい家庭づくり道民運動」を宣言し、以下の取組等を実施しています。

「道民家庭の日」の制定・普及促進

毎月第3日曜日を「道民家庭の日」と制定し、その普及促進に努めているほか、例年、7月の「青少年の非行・被害防止道民総ぐるみ運動強調月間」や11月の「子供・若者育成支援強調月間」の期間中は、重点的に「道民家庭の日」の普及促進活動を実施しています。
また、運動の推進に当たっては、各関係機関・団体等が相互に密接な連携を図り、各種広報活動、会議等を通じ「道民家庭の日」の取組を実践してもらうよう働きかけています。
広報啓発活動では、「道民家庭の日」啓発リーフレットやポスター等の作成・配布、広報媒体による普及啓発、また、当協会ホームページへの掲載や「親子のふれあい」を目的とした事業を実施している市町村や関係団体と連携を強化した広報啓発等を実施しています。
さらに、「道民家庭の日」イメージキャラクターの『ほーほーくん』を活用し、民間企業や関係機関等が主催する各種イベントに参加するなど普及活動に取り組んでいます。
 

 
 
 

「道民家庭の日」絵画コンクールの実施

青少年の健全育成に果たす家庭の重要性を広く道民に認識してもらうため、平成12年度から道内の小・中学生を対象に、家庭や親子のふれあい、地域の人々との交流をテーマとした絵画コンクールを実施しています。
 

 
 
 

「家族ふれあい優待制度」の実施

平成14年度から、運動の更なる促進を図るため、道内のホテル・旅館、飲食業界及び文化・レジャー施設など民間企業等のご理解とご協力により、「家族ふれあい優待制度」をスタートしました。
この制度は、道内の18歳未満の子どもを連れた家族が、「道民家庭の日」(毎月第3日曜日)に、「家族ふれあい協賛店・施設」(「道民家庭の日」の趣旨に賛同している企業)を訪れた際に、当協会が発行している優待券を提出・提示すると、料金の割引などの特典を受けることができる制度であり、全道の民間企業のご協力により実施しています。
制度発足当時、「家族ふれあい協賛店・施設」は約100店舗でしたが、現在は、約300店舗以上となるなど、年々増加しています。
 

 
 
 

「明るい家庭づくり道民運動」推進調査の実施

道内の全市町村を対象に、平成21年度から3年毎にアンケート調査を実施しており、調査毎に運動を推進している市町村が増加し、直近の令和3年度の調査結果では、179市町村中、161市町村が運動を推進する取組を実施している結果が出ています。