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平成30年度 青少年育成関係団体懇談会 開催報告

 
 
 
 道内の青少年育成関係団体が、相互の活動の連携協力や健全育成運動の効果的な促進について情報交換などを行うため、平成31年2月1日にかでる2・7(札幌市)において、青少年育成関係団体懇談会を開催しました。
 
 はじめに、北海道警察本部生活安全部少年課の大川課長補佐から「道内の自画撮り被害の現状など」について話題提供があり、学生ボランティアとして活動している北星学園大学映画研究会が、道警察の協力を得て制作した児童・生徒向けの自画撮り被害防止の啓発用短編映画「綻び(ほころび)」を上映後、道内の被害が増加傾向にあることやその対策などについての説明があり、参加者でネット利用の危険性や対策などについて認識を深めることができました。
(説明の概要は、下記のとおりです。)
 
 その後、各団体から平成30年度の活動状況の報告があり、関係機関である道から「少年の主張全道大会」及び「日本の次世代リーダー養成塾」についての情報提供があり、最後に全体を通した意見交換を行い懇談会を終えました。
 
 話題提供の概要
 SNSの急速な普及により、インターネットの利用に伴う問題が深刻化している。平成29年に道内で自画撮り被害に遭った少年は、41人で前年に比べ13人増加している。学職別では、中学生と高校生が共に46.3%だが、小学生が被害に遭う事例もあり低年齢化が進んでいる。
 
 児童・生徒に対する「情報モラル教育」が重要であるが、フィルタリングの設定やインターネットの利用について家庭内でのルールづくりなど、保護者に向けての啓発も必要です。
 
 道警察では、サイバー補導による被害少年の発見・保護、学校での非行防止教室・校内放送の実施や中学校の入学説明会を利用した啓発活動などの対策を行っている。短編映画「綻び(ほころび)」のDVDを道内の中学校、高校に配布予定なので活用願いたい。
 
 

ー参加団体ー

北海道小学校長会、北海道中学校長会、北海道高等学校長協会、北海道PTA連合会、札幌市学校教護協会、北海道少年補導員連絡協議会、北海道地方保護司連盟、日本ボーイスカウト北海道連盟(一社)ガールスカウト北海道連盟、北海道青少年育成アドバイザー連絡協議会、(公財)北海道YMCA、(一社)北海道子ども会育成連合会、(公財)さっぽろ青少年女性活動協会、(公財)北海道民生委員児童委員連盟
 

ー参加機関ー

北海道、北海道警察本部、北海道教育庁(生涯学習推進局、学校教育局)